金曜日, 12月 13, 2019
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Buzzfeedのお笑い芸人「金属バット」の「差別ネタ」に関する報道に感じる疑問点

吉本興業のお笑い芸人「金属バット」がHIV患者の人々に対し差別的なネタを披露している。そんな報道がBuzzfeedによってなされた

誤解されないように言っておくが、金属バットが披露したネタについては擁護するつもりは一切ない。その報道の仕方に問題があるのだ。

まずこの問題とされているネタが収録された動画は2012年に投稿されたもので、最近の出来事ではない。その上この動画は権利者に無断でアップロードされたいわば「違法アップロード」動画だ。

2019年10月3日時点では動画は削除され閲覧することは出来ないが、Twitterの反応数を基準に自動でコンテンツを掲載している「CERON」というサイトによれば2012年2月13日に投稿された動画であることがわかる。

更に「ブラックチャリティー3」はそれより以前の2011年11月に一部に向けて開催されたライブであり、来場した観客は52人ほどだった。(参考)

だがBuzzfeedの記事では最近行ったであろう関係団体の人々のコメントを記事中に掲載しており、さも最近の出来事であるかのようにミスリードさせている。これではHIV患者の人々を半ば騙す形でアクセス数稼ぎに利用してると見られてもおかしくはないだろう。さらに金属バットら本人の真意などは掲載せず、かなり一方的なものである。

数年以上も過去の発言を掘り起こして批判を向けさせるというやり口は近年国内外で多々見られる傾向があり、最近では映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手がけたジェームズ・ガン氏の騒動などが記憶に新しいだろう。

冒頭でも述べたが、差別的なネタは決して擁護できるものではない。だがミスリードを誘う表現を使い、HIV患者の人々をダシにし煽り立ててアクセス数を稼ぐというBuzzfeedの報道の仕方は「悪質まとめサイト」のそれとなんら変わらないのではないだろうか。

YamauchiKazunori
ネットミームや動画、ときどきゲーム。

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