金曜日, 12月 13, 2019
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スマホやPCなどのデジタルガジェットでノートを取るよりも、アナログの方が成績向上に繋がる。プリンストン大学などの実験で明らかに

最近はスマートフォンやタブレット、ラップトップ(ノートPC)などのデジタルガジェットの普及などによって、スマートフォンやPCでメモを取ったりする人が増えている。

その方が便利なのは間違いないし、我々も日々多くの原稿をタブレットやノートPC上で執筆している。しかしSusan Dynarski(スーザン・ディナルスキー)氏は、ニューヨーク・タイムズ上の記事にて、これらのデジタルガジェットが、成績向上に悪影響を与えるという事をデータとともに示し、警笛を鳴らしている。

ディナルスキー氏は「大学の講義室では、多くの学生が講義中にラップトップを開いているが、私はいくつかの例外を除いてラップトップを含むデジタル機器の使用を授業と研究セミナー上で禁止している」と述べる。

しかしディナルスキー氏はデジタルガジェットの利便性について否定はしていない。むしろ「ラップトップがあればより効率的に講義を記録でき、その場で知らない事についても調べられる、そして性格できちんと整理された講義ノートを取ることもできる」と評価している。

では何故氏はラップトップを禁止するのか。それには理由がある。

 プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた実験がある。ラップトップで講義の記録を取る生徒と、そうでない生徒のテストの結果を無作為に選出してデータ化した。すると驚くことにラップトップで抗議の記録を取っていた生徒の方が、講義に対する理解がそうでない生徒よりもかなり悪かったという驚くべき結果が出たのである。

 研究者はこの理由を「ペンで書くよりも早く入力できるため、講義で述べられた内容が脳に留まらず、意識が手に集中している。一方でペンで講義の内容を記録した生徒は、講義の内容を記録できるよう、述べられた事を脳内でまとめ、再編成したものをノートに記しているからだ」と考えた。

実際にラップトップを使用した生徒の講義の記録内容は丸写しそのものだったが、手書きで内容を記録した生徒は重要な事柄を簡潔にまとめていたという。

しかしこれではノートのデジタルデータ化ができないという批判の声がある。だが氏はこれについて、スマートフォンでノートの内容を取り込み、デジタルデータ化して学習に活かせると反論している。

デジタルガジェットの普及により我々の生活は便利になっている。しかし利便性と学習効果向上についての因果関係は必ずしもあるわけではなく、「デジタルを学習にどう活かすか」というのは今後の課題だろう。


YamauchiKazunori
ネットミームや動画、ときどきゲーム。

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